川島病院スタッフブログ
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2026/10/29

第60回四国透析療法研究会で学術奨励賞を受賞しました

2026年10月25日(日)、高知県のサンピアセリーズで開催された「第60回四国透析療法研究会」に参加し、口演発表を行いました。

今回、「外来血液透析患者の移動能力評価における下肢荷重率の有用性」という演題で発表しました。本研究では、外来血液透析患者53名を対象に、下肢荷重率(WBR)と移動能力との関連について検討しました。

下肢荷重率は、2台の体重計を用いて測定する評価方法であり、透析室でも簡便かつ短時間で実施できるという特徴があります。

研究の結果、下肢荷重率は室内移動や階段昇降などの自立度と関連しており、移動能力が低下している透析患者さんを把握するためのスクリーニング指標として有用である可能性が示されました。

また、今回の発表で、大変光栄なことに「学術奨励賞」を受賞することができました。

このような名誉ある賞をいただき、大変嬉しく思うとともに、今後の臨床研究に取り組むうえで大きな励みとなりました。

研究を進めるにあたり、ご指導いただいた先生方をはじめ、研究にご協力いただいた患者さんや関係スタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。

今後は、さらに症例数を増やし、今回得られたカットオフ値の妥当性を検証するとともに、介入研究へとつなげていきたいと考えています。

今回の受賞を励みに、今後も日々の臨床で生まれる疑問を大切にしながら、リハビリテーション専門職として、透析患者さんの移動能力の維持・改善や転倒予防につながる支援に取り組んでいきたいと思います。

理学療法士 秦麻友