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歯科、歯科口腔外科

外来歯科診療について

川島病院歯科では有病者歯科診療を行っています。
川島会には透析治療を受けられている方、糖尿病、心疾患、脳血管疾患、悪性腫瘍などの治療で通院されている方が多く歯科受診されています。

ご病気の事が心配になると歯科診療が遠慮がちになってしまいます。そういった方にも安心して通院していただけるよう、当院歯科では現在治療中の病気の状態、血液検査の結果、飲んでいるお薬などの情報については院内で情報共有ができる体制をとって診療しています。

科の特色

外来受診される方で多い治療

車椅子で受診して頂いても、問題ありません。レントゲン室へもそのまま入って撮影が可能ですので、多くの詳細な情報を得ることができます。また歯科用CTも搭載しており、親知らずの抜歯時などには3次元的に病態を把握することができます。

  • Veraview X800で撮影した画像
    パノラマ撮影に加えCT撮影を1台で可能にしたAll-in oneタイプのX線診断装置。

医科入院中の方の歯科診療

一般歯科診療
(ストレッチャー使用時)

  • 一般歯科診療(ストレッチャーのままでも診療可能です)
  • 周術期口腔機能管理
  • 病室での口腔ケア
  • 摂食嚥下障害(飲み込みに問題がある方)への対応
  • 嚥下内視鏡を用いた検査、検査後のリハビリテーション

周術期等口腔機能管理とは

周術期とは、一般的に全身麻酔下にて手術を受ける、抗癌剤投与、放射線治療をうけることによって身体の抵抗力が落ちやすく、合併症を発症しやすくなる時期を指します。当院で全身麻酔での手術予定の方、抗がん剤の治療予定あるいは治療中の方は口の中の細菌が原因となる合併症の予防や口の中のトラブルの防止を目的に、口腔衛生指導、感染源の除去による口腔管理を行っております。当院の周術期口腔機管理は院内外の病院と連携しており、入院前から退院後まで計画的・継続的な口腔管理を実施しております。

口腔ケアとは

入院中にセルフケアが困難である患者さんに口腔ケアを行っています。口腔内を清潔にし、誤嚥性肺炎や口臭を予防する以外に、話す・食べるといった口腔の機能訓練も行っています。口腔ケアは患者さんのADLにあわせて病室や歯科外来にて行っています。

口腔機能低下症とは

加齢だけでなく、疾患や障害など様々な要因によって、口腔の機能が複合的に低下している疾患です。

以前に比べてこのような症状はありませんか

放置しておくと咀嚼障害、摂食嚥下障害となって全身的な健康を損ないます。高齢者においては、う蝕や歯周病、義歯不適合などの口腔の要因に加えて、加齢や全身疾患によっても口腔機能が低下しやすくなります。一度ご相談ください。

医師紹介

川島 友一郎

役職
歯科部長
徳島大学臨床准教授
徳島県歯科医師会理事
徳島市歯科医師会理事
徳島県歯科医師連盟徳島市支部理事
所属学会・資格
日本口腔外科学会
日本有病者歯科医療学会
日本嚥下医学会
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
専門
歯科
出身大学
朝日大学 平成16年