2020年11月6日(金)、阿南川島クリニックでは第2回じんぞう教室を開催しました。慢性腎臓病(CKD)で当院腎臓内科に通院中の患者さんと患者さん家族、あわせて10名の参加がありました。
宮本院長より、腎臓の働きと腎臓の病気についてのお話がありました。「慢性腎臓病(CKD)は徐々に進行します。日常生活習慣の改善により、腎機能障害の進行を遅らせ健康な生活をすることが大切です。」というお話がありました。
看護師からは慢性腎臓病(CKD)と塩分についての悪循環を、管理栄養士からは塩分についてのクイズなどをスライドを用いてお話させていただきました。
当院腎臓内科に通院中の患者さんの1日の平均塩分摂取量を紹介したり、ラーメンの味付で塩分量が変わることをクイズ形式で行い盛り上がりました。
患者さんから、「改めて栄養指導を受けたい」とお声をいただきました。
第1回に続いて2回目も参加していただいた方もおられ、和気あいあいな雰囲気のなか約1時間のじんぞう教室は終了しました。
今後も慢性腎臓病(CKD)について患者さんとともに学んでいけるようなじんぞう教室を企画・開催していこうと思います。
慢性腎臓病(CKD)に関心のある方の参加を心よりお待ちしております。
2020年10月23日(金)研修室で新人6カ月研修をおこないました。
例年ならチームに分かれて話合うなどの研修ですが、
今年はコロナ渦でもあり、新人歓迎会がありませんでした。
なので・・・各自5分の自己紹介をしていただきました。
新人合計31名のみなさんに
自己紹介、入職して頑張った事、困った事、(悲しかった事)嬉しかった事
思っていた職場と違ったところ、病院に対する要望、10年後の自分はどうなっていたいか
などを話していただきました。
各自質問など当初は緊張していましたが、個性もあり最後には笑顔で終了しました。
私自身も数十年前には彼らのようにキラキラした瞳で希望と不安が入り混じっていた事を思い出しました。
2020年10月2日(金)、阿南川島クリニックでは初めてとなるじんぞう教室を開催しました。
慢性腎臓病(CKD)で当院腎臓内科に通院中の患者さんと阿南市保健所の保健師・栄養士の方々、あわせて7名の参加がありました。
宮本院長より、イラストを用いて、あいさつと腎臓の役割や構造についての話がありました。
そのなかで
「地球が生まれ生命が誕生するときに海があり、その時に重要だった成分には、塩分・ミネラル・pH(塩基)があり、
人体の中でそれらのバランスをとる臓器が腎臓です。」
という話が興味深かったです。
看護師からは慢性腎臓病についての概要を、管理栄養士からは塩分についてのクイズなどをスライドを用いてお話させていただきました。
患者さんからは
「食品の塩分に関心があったので、説明を聞いてもっと量を少なくしようと思いました。」
と声をいただきました。
初めての開催でしたが、和やかな雰囲気のなか約1時間のじんぞう教室は終了しました。
今後も慢性腎臓病について患者さんとともに学んでいけるようなじんぞう教室を企画・開催していこうと思います。
慢性腎臓病(CKD)に関心のある方の参加を心よりお待ちしております。
川島病院は感染症指定医療機関ではありませんが、来院いただく患者様やご家族を新型コロナウイルス感染症から守るため様々な対策を行っております。
これから、その取り組みの一部をスタッフブログで紹介していきます!
9回目は川島病院の歯科での新型コロナ感染対策をご紹介します。
歯科を受診される方は、入院・外来患者さん共にマスク着用は必須です。
入室前には問診、検温を行い、全員アルコール手指消毒液にて手の消毒をして頂いております。歯科受付前には飛沫予防策としてビニールカーテンも設置しております。
でも、なぜ対策が必要なのでしょう。なぜ皆さん、今はマスクを着用して、家に帰ったら手洗いやうがいをして、お出かけした先で手指消毒をするのでしょう。
それはお口がウイルスや細菌が入ってくる入り口だと知っているからです。
歯科医院で専門的な口腔清掃を行うとコロナウイルス感染症にかかりにくくなる、というはっきりとした根拠はありません。それでもお口の中は数百種類の細菌が1,000億存在するとも言われ、お口の中をきれいにすることで困る事は何もありません。
「でも歯医者へ行ってだいじょうぶかなあ?」「なんか削った粉が飛んだり、唾液や血液が飛ぶところで、危なそう。」そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。
その通りで歯科診療はいつも感染と隣り合わせです。しかし今のところ、歯科受診された患者さんに感染がおよんだとか、歯科医院でクラスターが発生したという報告はありません。
われわれ歯科医療従事者は、昔から当たり前のこととして、感染拡大防止対策のために個人防護具(マスク、手袋、エプロン、フェイスシールド)着用しています。皆さんの歯医者さんのイメージってそういう感じでしょう?診療が終わったら歯科診察用チェアの清拭消毒をして、患者さんごとに器具を変え、使用物品ごとに滅菌しています。
コロナ禍が終息し、おでかけする時、お食事する時、皆さんが楽しく過ごすことができるよう、スタッフ一同感染対策をしっかりと行い診療していきます。
川島病院は感染症指定医療機関ではありませんが、来院いただく患者様やご家族を新型コロナウイルス感染症から守るため様々な対策を行っております。
検査室では、採血室や生理検査の実施時に患者様と接する機会が多く、各スタッフの出勤前体温測定や検査ごとの手指消毒の徹底はもちろん、積極的な感染対策に取り組んでいます。
8回目のブログでは、特に患者様と接する時間の長いエコー検査室と採血室での新型コロナウイルスの感染対策の取り組みを、ご紹介いたします。
まず、患者様が直接触れる検査ベッドの枕カバーは患者様毎に交換し、ベッドシーツも適宜交換しています。また、検査機器についてもエタノールクロスを用いて清拭消毒を実施しています。
新型コロナウイルス感染症が否定できない患者様には、サージカルマスクの他、手袋・フェイスシールド・ビニールガウンを装着し、他の方に接触しないよう動線を分け、ポータブルの検査機器を用いての対応をすることとしています。
採血室待合では、ソーシャルディスタンスを保ち、間隔をあけてお待ちいただけるよう立ち位置の表示を設けました。
患者様の椅子や採血時に腕を乗せる手台もエタノールクロスを用いて清拭消毒しています。
感染症対策のため、ご不便をおかけすることもあると思いますが、今後もスタッフ一同、検査受付から検査終了までの時間短縮を心掛け、三密にならないようスムーズに対応していきたいと思います。最後に、一日でも早いコロナ終息を願っています。